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2012-05-22 02:50 | カテゴリ:くりの病気
ジャンル:ペット テーマ:わんことの生活


おととしの12月にインシュリンノーマ(すい臓がんの一種)の手術をしたくりりん、
転移しやすい進行性がんなので、手術をした大学病院で術後も半年に一度ガン検診を受けています。

この日はその3回目。
犬の1年半は人間でいう約6年、人間も5年内に再発がないととりあえず一安心というし、
朝ごはん抜きでしょぼぼんなくりを朝早くから車に乗せ、
祈るような気持ちでこの日も検診を受けてきました。

結果からいうと、今のところ再発無し!
インシュリンノーマではほんとに珍しいらしく、担当の先生もいっしょに喜んで下さいました。
更に、前回の検査では気にするほどではないけどちょっと尿の比重が軽め、と結果が出ていたのですが
今回はそれも正常範囲。 ほんとによかったね、くり


実は、お世話になってる方のわんちゃんが今年に入ってこの病気で亡くなられたり、
お友達ウェスティのママさんから、最近インシュリンノーマの手術をしたけれど、
とても難しい場所で結局切除できなかったウェスティちゃんがいらっしゃる、とのお話を伺って
あらためて病気のことを書いておこうと思いました。

インシュリンノーマはすい臓の細胞の中でも、インシュリンを出す細胞にのみ悪さをするガンで
インシュリンが出過ぎて血糖値が下がってしまう病気。
血糖値が下がり過ぎると足元がフラフラしたり、けいれんを起こしたり、
脳に糖がいかなくなると、ひどいときは命に係わる状態になります。

インシュリンノーマは細胞がんなので、ひとつの場所にかたまってできるとは限らず、
すい臓全体に広がってできることもある・・・そうなると切除が出来ないという厄介な癌です。

せっかく腫瘍切除できたとしても、場所や大きさなど、
その仕方によってはインシュリンが必要なだけ出せなくなったり
消化酵素がでなくなったりすることもあります。
インシュリンが出せなくなると、糖尿病と同じでその後毎日インスリン注射が必要になります。

切除できない場合や、高齢や心臓病などの理由で外科的な手術を望まない場合は
ステロイドや高血糖になる薬と抗がん剤などで対処します。

ただ、痛みなどの自覚症状がまったくないため
普通は低血糖症が原因で、フラフラする症状が出始めてからこの病気ではと気づいたり
(進行が早いのでその時点ですでに肝臓などに癌が転移していることも珍しくない)、
または低血糖で倒れて、インシュリンノーマだと気づかぬまま亡くなる例も少なくないそうです。
なので犬には珍しい病気、と言われてきましたが
実際にはわかっている以上にこの病気は症例が多いのだそう。

くりはたまたま犬ドックの血液検査で血糖値がとても低かったことで、
かなりの早期発見ができたことと、
そして、関東圏の病院の中でも、インシュリンノーマのオペを数多くこなしている
ベテランの先生に出会えたことが幸運でした。

今こうしてくりが普通に過ごせるのは本当に運が良いと思っています。

血液検査は4歳過ぎから、フィラリアの血液検査の際にもう少し詳しく調べる
手軽なものを毎年していて、
7歳の時にもう少し本格的な犬ドックを受け、最初にインシュリンノーマを疑われたのはその時でした。
そのときの詳しい話は くりりん王国の過去ブログ で。

気休め程度と思っていた血液検査だけど、病気、特に癌は早期発見が一番大事だものね。

考えてみれば、くりのことだとすぐに病院に行くのに、
自分たちは自主的な検診も一日延ばしだわ(^_^;)


そうそう、この時もうひとつ、
麻布に集合したおとといの朝から、珍しくお腹がゆるかったくり。
我慢できないわけじゃ全然ないんだけど、でてくるうんが毎度ゆるゆるで
うちにあるビオフェルミンなども飲ませてみたけど効果なし。。
普段鉄の胃袋を誇っているくり曽根さんとしては、犬生初の下痢状態で大学病院に行ったので、
最初に検査のためくりをお預けする際についでに詳しくお話しておいたのですが、
ガンの検査結果を聞くときにその件も確認したら、先生、
「あ、そっちは特に検査してないや。でもじゃあ、一応大腸炎の薬でも出しとくか」
って感じ(^_^;)
そりゃレントゲンやエコーなど、内臓全体詳しく検査してもらって何もなかったことだし
毎日重篤な患畜さんが押し寄せる大学病院では、大腸炎などたいした病気じゃないだろうけど
えぇ~?先生ー、そんなアバウトな感じですか(・_・;)、と思いつつ
頂いた薬を、病院の外で検査後にあげる朝ごはんに混ぜて飲ませたら
ピタッと下痢が治まりました。
ほんと、「見た目は一見プロレスラー」のごとく、頼りがいのある先生です(笑)

くりがお世話になっている大学病院、
検査自体はエコーもレントゲンもむしろ街の獣医さんより安いくらいなんですが
毎度行くたびに初診料だけで4500円(^_^;)
くりの医療保険は1回6000円までしか出ないので、自腹で数万円が消えていきます~~
また半年後、もう一度検査だけど
次回もどうかこの出費が「安心料」となりますように。

大学病院での検診は午前中で終わるので
(くりパパが、くりが少しでも朝ごはんを早く食べられるように朝一の時間を予約するからです)
近くでランチしよう、と、2軒回ったけどどちらも定休日。。
3軒めのアトリエバーゼルさんで、珍しくまだ残っていた鶏のココット煮込みを注文しました。

DSCF1346.jpg

おいしいパンも食べられるだけ頂けるのだけど、ハード系パンだからすぐにおなか一杯になっちゃった。

DSCF1350.jpg

この日の日替わりデザートはシフォンケーキでした。

DSCF1348.jpg

いいこポーズで待ってるくりりん、本犬もこころなしかほっとしてる風だね。
この笑顔の為にまた頑張らねばーー。
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